Silver Bell

不定期更新

MINOLTA AF 100mm F2.8 macro (D)

Minolta AF MACRO 100mm F2.8 (D)
MINOLTA AF 100mm F2.8 macro (D) with α6000
アッ

買ってしまいました

Nikon機で150mmマクロを使って素敵な風景写真を撮られる方と、Olympus機で90mmや60mmマクロを使って素敵なネイチャーマクロを撮られている方に触発されたのが始まりで、Eマウント純正の90mmマクロの発売が待ちきれずにマウントアダプターと一緒に買ってしまいました。

AマウントになってからのMINOLTA100mmマクロは同機種だけでも2度リファインされており、その最終型は現SONY Aマウント100mmマクロであるSAL100M28に受け継がれています(ちゃんとロゴはSONYに変わってますけど。寧ろロゴくらいしか変わってないという噂が)

今回中古で入手したのは、そんなMINOLTA100mmマクロの最終型で末尾に(D)のついた型式の物
2世代目のNew型から比べるとフォーカスリングが幅広になっている事が個人的には大きいかなと。MFでピント追い込むのにグリップ感が増しますしね。
ADI調光にも対応しているらしいのですが、まだちゃんとしたストロボを持っていないのでそこは後々生きてくるかな?といった感じでしょうか。

あんまりあれこれ書いてもアレ(僕の知識不足が露呈するだけ)なので、写真に移りましょう。

作例(になったら良いな)

まずは開放から

DSC06106.jpg
APS-C機なので換算150mmです。楽しい前後ボケ(・∀・)
絞り開放ですが拡大すると結構ふわっと甘めな感じです。まだ試してないので分かりませんがポートレートには良さそう?
それとRAW現像で低減はさせていますが、花弁のフチにパープルフリンジも結構出ていました。強い光がある時は注意ですね。

そして1段絞る

にゃんこ先生

お次は1段絞ってマクロ域を。
F4.0からぐぐっと解像力が上がります。拡大していただくと、インクの印刷方向が分かりますね〜。これは切手とか撮ってみたくなります(°∀°)
そしてボケが凄く綺麗で被写界深度から抜けていきなりゆるゆると流れてしまうのではなく、なだらかな感じ。
徐々に輪郭が失われていくのが美しいですね。

風景もいけます

石段

換算150mmの望遠単焦点としても使えるので、ちょっと離れたところのクローズアップもお手の物。
空気感も良く出ている気がします。
最近マクロ域慣れするために花のアップばっかり撮っていますが、実はこういう写真をたくさん撮りたい(トルノデス

望遠レンズとして

DSC06042.jpg

圧縮効果を出すとこんな感じ。
解像感を持ちつつだとF4.0以上かなという感じなのと、APS-C機なので少しボケ量は少なめ。フルサイズに上がればもっとフォーカス部だけが浮くような画作りが出来るんだろうなぁ…

望遠域特有の圧縮効果で遠近感が縮まっていますね。これまた楽しいやつ(°∀°)

マクロとして

ころん

マクロ買ったら1回はやりたいやつ。
雨の季節が楽しみです。
これだけ絞ってこの被写界深度の浅さなのでマクロ域難しいです…一脚か三脚が欲しくなりますね。

Bokeh

新芽


最後に玉ボケ。
非球面レンズは未使用、絞り羽根は9枚使われた円形絞りで開放からF4.0までは綺麗な玉ボケが出ますが、F5.6からは少し角が見え始める感じ。

最後に

望遠マクロ使ってみて思ったのは画角こそ変わらないものの遠景からマクロまで何でもいけちゃうので、一本で色んな使い方が出来てしまう一石二鳥な単焦点レンズだなと思います。
あと苦手意識は元々無かったのと、マクロだからというのはあると思いますが150mmって意外と使いやすい

望遠マクロ、おすすめです。